商品知識とやら

おそらく、というか絶対そうだろうと思う。

商品を知らない

という点。

今、何が流行ってるのか？
都会の店ではどんな商品を置いてるのか？
今回の商品知識ってのは、
ちなみに、この商品の特徴は・・・、というモノではない。

これがいきなり”売れてるのは？”
となるのだろう。

そんなモンは無い

のである、実際。

売れるように仕組んでいるのだ。

店頭ではあまり、というか全く目立たないが、この商品知識ってのは非常に重要である。

ヘアカラーで参戦に踏み切ったのも、商品知識あってのことである。
闇雲に安くしたのではない。
今回の日焼け止めにしても商品知識である。

よそで○○が売れてるらしい。じゃぁうちでも置いてみようか？

と判断する前に、

何故売れてるのか？

ってのを考えるヒトってあんまりいないのだろう。
すぐに、アソコの客層に・・・、という答えを出すのは安易過ぎるように思う。

ちなみにうちで何が売れてる？と聞かれても答えはない、ということはすでに何回か書いている。

黙って売れる商品ってのは無い。

けども、

黙ってても客を足止めする商品

ってのはあるかもしれん。結果、大定番の商品が売れれば、それで良しとしても良いではなかろうか？

妙なマスカラが一杯あるのがうちの店。
妙なマスカラはあんまり売れない。けど、お客さんが一番試しまくるのは、妙なマスカラである。実際買うのはファイバーウィッグだったりするが（笑）。

ここで改めて思うのだが、L■ftの以前の社長のお言葉。
「売れない商品が大事。」
ということ。

うちの場合、売れない商品ってのが、雑誌に良く出る商品だったり、化粧品店でも置いてないような２０００円オーバーのマスカラだったりする。４９８０円商品も残念ながら仲間入りしてしまった（笑）。

おそらく、よその店の場合、この売れない商品ってのが、マジで売れない商品になってしまう点だろうと思ったりもするが、

そこが正念場

であることは言うまでも無いし、そこが腕の見せ所である。

話が逸れたが、おそらく、ほとんどの店長の商品知識はカスであろう。

雑誌などはチェックしてるかもしれない。
けど、よその店で、その商品がどんな扱いか？というところまでチェックしてないだろう。

ちなみに、商品知識があれば、そうやすやすとメーカーに売り場を預けるなんて出来ないはずである、今は。