金の卵

さて、通訳くん(元流行)だが、彼のポテンシャルは相当なものであった。

化粧品担当さんが、四苦八苦して売っている推売品を、たやすくポンポンと売ってしまう。


店長「これは金の卵をゲットしてしまったかもね(笑)。」
humigoro「まったくです。」


で、通訳以外の普通の仕事もそつなくこなすしな。


店長「彼が新人君、レジ入っといて、とか言うのも時間の問題ちゃう?」
humigoro「いや、むしろそうなってくれた方が、売り上げは取れるでしょう?」


実にシビアである(笑)。

わかってないのは新人君本人である。

新人君、新人君と書いているが、もう今年の新入社員が入社してくる。
バイトに毛が生えた、いや、バイト以下の彼の救いは、おそらくうちの店に新人は入ってこないことだろう。
彼だけである。彼だけが、


うちの店が凄い店であることを知らない(笑)。



お客さんは勝手に来るものだと思っている節がある。


新人君や、新人さんの能力が低くても、外国人がパッタリこなくなっても踏ん張ってしまううちの店のポテンシャルが如何ほどのものか?彼らだけがわかってないようで、それが周りのヒトたちによって達成されていることもわかってないようである。




まぁ新人には難しいことかもしれない。
凄い店とそうでな店を見分けることは・・・。

たとえば、オイラからしたら、”やっつけたい店”が予算を割る状態が続いているのは、
「あの店でも駄目なのか?」
という判断をするが、彼からしたら単に、
「駄目。」
ということになるだろう。
ってか、ヒト通りが減ってるんだろうな、という外部環境の変化のある無しくらいしか思いつかないであろう。


早く気づかないと、今後、異動になったとき、彼が会社の花形的な店に配属になることは2度とないように思う。