正月戦線の一喜一憂

まだ始まってはいないのであるが、オイラの中ではもう８割程終了している。

油田商品
主役商品
抜け駆け商品

これらが揃うかどうか？

これに全てが懸かっていた。

・・・その一方、オイラは決定的な商品の発注を忘れるという失態を犯していた・・・orz。

１２月３０日、品切れが続いていた油田商品ｓ（複数あるので"ｓ"を付けることにする）の中のエース。奇跡的に９個程入荷。
薬剤師A子「humigoroさん、油田来てますよ。箱で（笑）。」
humigoro「何箱？」
薬剤師A子「１箱と少し。」
humigoro「全然足りないけど、まぁ来ただけまし（笑）。」

ちなみに１箱６個入りである。

速攻で陳列する。
すると、すでに沈んだと思われていた油田商品ｓ、何故か息を吹き返した。
エースが存在しているだけで、他の油田も売れ出してしまう始末。

・・・やはりエースが存在せねば・・・。

ってか、ある程度のラインが存在する商品の場合、たまにこういう現場に出くわす。
今、最も旬な商品があるか？ないか？で、他のラインの商品の売れ行きも変わるのだ。
他の例を挙げると、クナイプのホップ＆バレリアンがある（うちの店では。）。

嬉しい悲鳴。この日で、６個ほど売れてしまう。

一同「やっぱり、エースやね（笑）。」

・・・しかし、これではお正月まで持たない。正月にはお年玉貰った高校生たちが来るんやぞ！！

オイラは休みの日にも、せっせと店に赴き、この商品の発注を入れ続けていた。
しかし、今日、来てしまったのだ。発注してた数よりもかなり少ない。ってことは、すでに問屋では欠品しているのだ。それが翌日もまた入荷するなんてことは、まぁ無いだろうと思っていた。

１２月３１日。朝から出勤。
商品を出してるときに、社員薬剤師君が発見する。
社員薬剤師君「humigoroさん、エース着てますよ。」
humigoro「・・・（ニヤケル）。」

相当な数のエースを在庫することに成功した（笑）。

で、エースが居るとどんなことが起こってしまうか？

今、最も旬な商品とエースとを一緒に買っていくお客さんなんかが出現したりするのだ。
ちなみに、この最も旬な商品だが、このジャンルの中で高い物を挙げろ、と言われたら名前が挙がる高額商品である。けど、値下げしてるから相当”安い”と思わせる商品なんだが・・・。それでもまだ、油田よりも高い。

なので、男から客単価３０００円を取ることに成功したりする。
今日は、他にもサクセスまとめ買いも発生した。クローズアップしてた甲斐があるというものである。
これでまた３０００円越え。

油田商品、未だ健在のようである。あれば売れるのだ。

一方、主役商品だが、３０日に強制的に送られて来る予定だったのだが、来ない・・・orz。
ちなみにこの商品も今、妙なオーラを放つ商品の一つである。

本日、主役商品を含めた店頭の３０００円クラス商品たちを女性の集団が見ていた。

すると、油田関連売り場で、散々見られた光景がここにも再現された。
「私、コレ。」
「私はコッチ。」
みたいなノリで、この変の商品がトトトーンッと売れてしまったりした。
約３０００円の商品が、トトトーンッと売れるなんて今まで無かった光景である。
店長（以前）は、
「外国人が・・・。」
とか言うが、実は違〜う（笑）。

この仕掛けを見破ったヒトはまだいない。
店長の上のヒトが、地域の店に対してメール。
「調子の良い店は、客が留まる箇所がある。」
確かにそうなんだが、まさかそれが、この高額商品であることは、まだ誰もわかっていない。身内だけが知っている（笑）。

しかし、この現象も主役あってこそである。その主役が来ない。
来るはずの主役が来ない。

この売り場はお正月中、少々沈黙することだろう（笑）。

抜け駆け商品である。
北海道の店が、売れ筋ということで挙げてしまい、注文殺到でもう回ってこないのでは？来ても満足な量は確保出来ないのでは？そう思っていた。

３０日。
薬剤師A子「抜け駆け商品、ドーンッと来てますよ（笑）。」
humigoro「ドーンッって、どれくらい？」
薬剤師A子「ダンボールで・・・。倉庫の奥に突っ込んでます。」

・・・倉庫の奥に突っ込むくらいだと？どんだけ来たんだ。

倉庫確認。

発注数、そのまんま来ていた（笑）。こうなると、ちょっと抱え込みすぎ？という気すらする。

この商品も、在ると無いとでは全然変わってくる。
まず、ドラッグストアではあまり置いてない商品である。

郊外とは違うのだよ、郊外とは！！

まずそんな商品であり、なおかつ、従来品が発売されて結構経つのであるが、未だに人気、それどころか勢いがついてる感じすらする商品である。

それに加えて抜け駆け商品があると、どうなるのか？

従来品と抜け駆け商品とのまとめ買い、が発生する。
これだけで、客単価３０００円である。ラインは結構あるので、このラインの商品の可能性は計り知れない。ポテンシャルは未知数である。抜け駆け商品だけでも２つあるからな（笑）。

さらに、追い討ちを掛けるように、従来品の販促物が事務所から発見される。何故・・・・？

何故、誰もオイラに教えてくれないのか？

理由はもうわかっている。
だから朝のヒトは重要なのだ。店のスピードを出すには、まず一番最初に商品やら販促物に触れる朝のヒトの重要性は高い。

まぁ良い。お正月には間に合った（ｗ。

ところがどっこい、今、”メ■イク”という商品が流行っている。昔から十分過ぎるほど流行っていたのだが、最近、ポツポツと再ブームみたいな”波”がある。
商品が一時品薄になって、供給されないようになったと思いきや、生産が追いついてきて供給十分になると、また、”波”がやって来て品薄に・・・（笑）。
非常にめずらしいケースであると言える。

で、この商品２つほどあるのだが、品薄になるのは高い方で、安い方は品薄になることはなかったのであるが、最近、安い方が品薄である。

はっきり言って、非常に痛い。

そんな訳で、オイラが想定していた必勝のための、商品たちは主役商品を除いて在庫十分である。
勝利はもう目前まで来ていたのであるが、足をすくわれてしまった。

なんと、カイロが薄かったのだ（笑）。
いや、けど結構あったのだ、在庫は。

本日、ここまで冷え込むのを予測していなかった。

さらに、とあるローション。お正月越えられるかどうか？微妙（ｗ。

さらに、油田売り場のとある商品。

不覚である。前代未聞の発注忘れ。

・・・値段上げようかな（笑）。