シートにちゃんと体重が乗るって？

まぁ出来て見ないとわからないってのが、バイクには多いなぁと思う。物を操ることって大なり小なりこういうものかもしれないなぁと思いつつ、良く言われているところのシート荷重っていうのは、どういう状態であったら良いのだろう？と思う。”バイクとの一体感”と良くセットで出てくる気もするが、じゃぁ”一体感がある”ってどういう状態なんだろうか？

オイラ、普段はとにかくニーグリップでガチコン挟みまくっていて、まぁなんとなく一体感が出てくるように感じてるが、そもそも遠心力と釣合うってのはこういうものでは無い筈である。

言い忘れたが、コーナーの話である。

挟みまくるってのは、倒れそうなところを無理無理戻したり、その逆もあったりで、こういう”何かをしよう”的な操作には不可欠なんだろうけど、”釣合う”ってのはそういうことでは無い筈だ。オイラは釣合わせてるのだ。

理想的には、な〜んにもしなくても良い筈ではないのか（笑）？

という訳で、釣合うということをそのまま鵜呑みにして一体感があるってのを、”バイクと一緒に遥かかなたのニセ室伏にでも振り回されてるような状態”ということにして話を進めようと思う。

随分と困ったような書き方をしているが、何者かに振り回されてる感ってのは実は簡単に体験できちゃったりする。あまりの一体感にバイクと一緒にどっかに飛んでいけそうである（笑）。
オイラの場合、ステップに足を乗せなかったらそう感じるのだ。その代わり、何にも出来なさそうな感触を感じる。けど、シートに加重するってのがタイヤを地面に押し付けるのに効率的ならば、むしろ滑ったりはしないはず？？？？

本当に困るのは世間でステップから足離して乗ってるヒトがいない（見たこと無い）ということだったりする。まぁクラッチやらブレーキの問題もあるけども。

一方、オイラ、”ここを挟むのが効率的”という脚の位置は掴んでいるんだが、それを実行すると困ったことにステップに足が届かない（笑）。身長１８３ｃｍの人間がステップに足が届かないとは如何なものか？とも思うんだが、そうなってしまうんだから仕方ない。ステップを分厚くして距離を稼いだり、厚底ブーツでも履けば解決するんだが・・・。ちょうど良いのはブーツの踵の出っ張ったところくらいの高さが良かったりする。ステップを２ｃｍほど上に上げたいという根拠はこういうことである。

でですな、このステップに足が届かないという状態敢えて受け入れて確信犯的にステップから足が離れた状態で走るか？ちょっと妥協してステップには足を乗せて走るか？は・・・

自由だ〜

と行きたいところだが、やっぱり危ないだろう（笑）。

なにも全編ステップを無視して走る必要もないだろうし。その一方、ステップに足が届いてないときの一体感は多分これが一体感ってやつだろうという気はする。

ERになってから、上記のような理由でやらなくなっているんだが、SVの頃はもっとステップ踏ん張って、その力でタンクを上に引き上げるような力を加えていたんだけども、こういう力って役に立つのか立たないのかわからないが、一度試そうと思ったりする中、やっぱりステップから足が離れるのがネックになったりもする。

しかし、試さなくては・・・。

試さなければ何も生まれん。