バンパーの威力

さて、過剰な期待を乗せて取り付けてはみたバンパーだったが、結果として、エンジンを擦ることになってしまった。
けど、おかしいなぁと思ったりする。
というのも、個人的にはサイドカウルがもう少し横に張り出していたらエンジンは擦らないだろうと思っていたからだ。それどころか、カウルがちゃんとカウルステーなるものに付いていたら、エンジンガードも必要ないのでは?と思っていたくらいである。
そして、意外と仰々しくなくデザイン的にも周りには好評なんだが、しっかり横に張り出しているバンパーが付いて、「これは無敵(笑)。」と確信したくらいである。
実際、よそ様のサイトでER-6fにおそらく同じものであろうバンパーを付けて横に寝かせた動画があったんだけど、エンジンは接地してはいなかった。

そこで、よくよくバイクを確認してみると、後輪の軸のところに草がついていて、見事に接地した跡がある。そして、エンジンの擦れた部分も今まで転倒して擦れた部分とは若干違う部分が擦れていた。通常、エンジンの横に傷が入るのに対し、今回は、エンジンの横側下部に傷が付いている。

このことから察するに、単純にバイクを横に寝かした状態とは異なる状態で地面に接触したのではなかろうか?と思われる。たぶん、マフラーが横に付いていたらマフラー擦るだけで終わったんじゃなかろうか?と。単純に横に寝かす場合、後輪の軸は無敵ゾーンのはず?である。

で、今回の転倒だけども、バイクがややコマのように回転した開けゴケ。「あれ、もう転倒してるんとちゃうん?」と気づいたきっかけは、お尻の下にあるはずのシートがある瞬間消滅したこと(笑)。けどフロントはしっかりしてたなぁ、ちょっとバンク角出すぎか?とは思ったけど・・・。


最初は、「やっぱりバイクが滑っていくような転倒の仕方は不味いんだな。」と単純に思っていたんだが、どうも、単純にバイクを横に寝かせた状態から、さらに後輪に乗って後ろを地面に押し付けたような状態になっていたと考えられそうである。


という訳で、後輪から地面に寝ていくような転倒はヤバイと言えそうである。

一方、ハンドルやらメーターやらタンク、そして肝心のラジエーターは完璧にガードされていたので、それ相応の威力はあるようである。エンジンガードだとこうはイカンだろうと思いつつ、再び、過剰な期待を寄せることにする。


シフトペダルは曲がったけど・・・(笑)。何回復活出来るかわからんが、鉄のペダルってかなり経済的であると思わざるを得ない。



で、思ったんだけど、このような転倒に備えて、スイングアームスライダーってのがあるのかな?と。