シフトペダルの落とし穴

ER-6nのシフトペダルは前方から伸びてきている。つまり、シフトペダルの根元とステップの根元が同じ位置ではなく間の棒がないのだ。これは爪先を閉じる上で大変有難い構造だと思った。

が、どうもそこに落とし穴があったようだ。

オイラ、ブレーキとシフトのペダルの位置調整が必要だと思い、某バイク屋にて位置を下げてもらった。シフトペダルは思いのほか下がってしまったんだが、まぁ上にあるよりも下の方が良い、というのがオイラの定説だったので気にもしなかった。

が、この下げすぎのシフトペダル。SV400Sのようにステップと同じところに根元があるなら問題は無かったんだが・・・。

発進して早速2速にあげようと思ったら・・・

「動かない・・・(笑)。」

かなり本気で掻き上げたら動いたんだがそれでもニュートラル(汗)。で、いそいで2速にしたんだが、そのときの足の感触で全てを悟った。


やられた・・・orz。


爪先はステップを軸に円軌道を描くため、根元がステップと同じ位置にある限りにおいては、シフトペダルもドンだけ下げてもつま先と同じ軌道になるため、前方に少し蹴る感じでシフトアップできたようである。
今回、シフトペダルの根元は前方にあるためペダルの爪先が当たる部分と、爪先は同じ軌道を描かない。極端な話、少し前方に蹴るという動作がシフトダウンにつながる可能性があるのだ。

やられた。完全にやられた。


という訳で、落とし穴に嵌ったところで、元の位置に戻そうと思った(笑)。