座る位置など

パワーがあるのは良いことだ・・・、が、それを御するためにもニーグリップはしっかりせんといかん。このニーグリップはしっかりせんとイカンという意識も培ったといえば培ったといえる。

今回は、開ける度に股から車体が逃げていく(笑)。

とりあえずお尻をグリッとめり込ませれば大丈夫なようだが、コースは直線だけではない。減速もすれば傾きもする。


さて、前か後ろか?SVなら前へ前へだったんだが、今回いろいろ試してみて、どうも頭の隅に追いやられていた”お尻の穴を前へ”走法が有効なようだ。座る位置ははっきりしてないが、とりあえず、後ろを意識するほうが良い感触だ。
”後ろを軸に前輪を回す”感じってのはよく聞くがSVではそんなに意識しなかったんだが、ERはそこを強めに意識したほうが良さそうだ。頭もあんまり前に持っていかないほうが良さそうだ。


で、Fブレーキの感触。
基本良く止まると思う。SVと比べると全然制動力が違うので「これが650ccのバイクのブレーキかぁ。」とも思ったんだが、SVでは握る幅と強度の関係を5段階くらいで意識してたんだが、ERでは2と3がなくていきなり4くらいになる感触がある。つまり弱いところが効かないのだ。
Rブレーキなんかもっと顕著で、踏み込む距離と強度の関係が、踏み応えは結構あるくせに1から3くらいまでは無い全く無いな(笑)。1本橋なんかでも使えそうな部分ってのは相当踏み込んだ部分だった。とにかく、効かないというかコントロールし難い感じなんだが、どうせコーススラでRブレーキが効かれても後輪滑るだけなのでこれは有難い気もする。

逆に、SVのRブレーキってのは相当効く方だったんだろうと再確認。


ところがどっこい、そこは良く出来ていて、SV400Sで4とか5の強さのブレーキ使うと、「もう止めて〜(笑)。」的な悲鳴的感触があったんだが、ERは無い訳ですな(多分、6とか7とかあるんだろうなぁと)。実際、大外をグルーっと回り込んで右ターンするところでもかなりフロントが安定している。これはもっと強く減速しても曲がっていけるなぁとか、もっとフロント使ったまんま回りこめるなぁとSVでは失速してしまう兼ね合いで出来なかったことも可能かもしれないと思った(いかんせん人間が付いていってないがここを使うのが目標だと思う)。

この辺のフロントフォークの奥の部分を使えてないことも、SVよりも大回りしてしまった原因なんだろうと思う。

そういえば、前後サスをOHした直後の曲がれない感触に似てたなぁと今になって思う。


まぁ大方慣れの問題だろうと思うが、当面は有効なニーグリップの位置を見つけることが先決だと思う。