難波カラー

毎度の如く、中環を茨木から池田に走るオイラだが、時間が時間なのでクルマの流れは1発免停の速度である。そこをなんとか抑えて80kmで走るのがオイラなんだが、世の中命知らずというか厚顔無恥というか自分勝手というかマイペースなヒトもいるわけで、具体的に書くと100km以上で流れてるところを50kmで走るヒトもいる。

まぁそれはそれで良いんだが、後ろから100km以上の速度でシグナルグランプリしてくる軍団に50kmで飲み込まれるのは、集団がトラックであることが多いので生きた心地がしない(笑)。

ここをせめて80kmぐらいで走っていればまぁまぁ許される速度のように感じるんだが、後ろは100km、前は50km、抜いてしまうか?そのまま現状維持するか?悲しいかなSV400Sはそうサクサクとクルマを抜いていけるほどの加速力はない・・・orz。抜けんこともないけども、速度を出すことに集中力をそがれるので色んな意味で隙ができてしまう。


余談だが、この間たまたまみたGSX-R1000の加速は弾丸のようで、同じ2つのタイヤで走ってる乗り物のようには思えなかった(笑)。



このようなジレンマを抱えつつ走らなければならないのがσ( ̄。 ̄) オイラの現状なんだが、今日、とうとう一線を越えてしまった。


目の前をなんと45kmでトロトロ走る軽自動車がいて、σ( ̄。 ̄) オイラはその後ろをトロトロと付いていく。後ろからは前述したとおり、シグナルグランプリしてくる軍団のライトが多数見えている。
「早く加速してくれへんかなぁ。」と思いつつ、結構速度を出すS字に突入。

あろうこととかこの軽自動車はコーナー途中で2車線(3車線あるけど途中で右側車線に合流する)あるところの1.5車線目を走りだした(笑)。後ろの軍団は結構強いブレーキを掛けている。軍団の先頭の1台は3車線目から2車線目に合流してきている。ここで、軽自動車を含む前3台が全く違う速度でほぼ同じ位置にいるという、なんとなく危ない状況が生まれた。


その瞬間、無意識に左手親指がボタンを押す。


「ぷ〜〜〜〜〜〜(力が抜けるぅ〜)。」


「なんでこんな音しか鳴らへんねん()。」

シールド上げて
「さっさと走れや、ボケ。」
と怒鳴ったかどうかは定かではないが、普段はあんまり使わないクラクションをなんのためらいも無く使ってしまったあたり、ちょっと難波に毒されていると思った。なんか段々難波カラーが染みこんで来ているなぁと・・・。


で、σ( ̄。 ̄) オイラは結局45kmで100kmの軍団に飲み込まれてしまった。恐かった。抜いてしまったほうが良かった気がする。左からだろうが右からだろうが・・・。

しかし、こういうトロトロ走ってるクルマって急に止まることも考えられるので、前方から目を話せないので後方の確認もおろそかになりそうな気もするし。(50kmで1秒に13〜4mくらい進む気がする)。かと言って車間を確保しようにも時すでに遅し。今から確保しようとしたら俺が止まらないといかん。全てはσ( ̄。 ̄) オイラの判断が遅かったのだ。


もうこれからは異常にトロトロ走ってるクルマは躊躇せず抜く事にしようと思ったりする。