FフォークOH後の感想

果たしてFフォークOHの効果は如何に?今までバロンでやってたのは全く変化を感じることはできなかったんだが、今回は意図的にオイルの粘度を上げている。


過去の経験に照らして書くと、
ヒトのバイクに乗らしてもらったときの感じがこんな感じだった、という訳で、乗り始めて2年半くらいでようやくヒト並になったと・・・。


(街乗り編)

○信号などで停止してときのFフォークの伸びて・・・縮んで・・・の回数が減った。以前は3往復くらいしてたのが、縮んで伸びてで止まるようになった。

○エンブレでの姿勢の変化が緩くなった。エンブレの強さは相変わらずなんだが、まぁなんしか楽なことには間違いない。

○Fブレーキが良く効くようになった。



という訳で、R171やら中環を走った感じではこんな感じ。フロントの沈み込み具合が大幅に減った。小回りするときは今まで以上にしっかり掛けないとフロントが沈まなさそう。戻りにくいが、元々沈んでないのでは意味がない。

けど、そんなに不安でもない。何故ならFブレーキが良く効くようになっちゃったからだ。正確に書くと、滑らかに効くようになった感じ。別に効きが弱くなったわけでもなく(むしろ制動力も上がっているように思う)。例えば、10の力で握ったらずーっと10で制動し続けてくれる感じ。フロントも非常に安定している。大袈裟だけど、フロントが地面から引き付けられてるような感じがする。文章的に同じ表現になりそうなのに、タイヤの空気圧を下げたときがあるんだが、やっぱりこれとは違う感じ。

ブレーキをいつリリースしたか?って感触も以前は分かりにくかったんだが、今回ははっきりしている。もちろん繊細なリリースでの話。



で、思ったんだけど、このフロントの安定性を出すのにどんだけ知恵を絞ったか・・・、どんだけ指先に神経を使っていたか・・・、座る位置やらなにやらにどんだけ気を使ったか・・・。それがこんなOH一発で解決してしまうなんて・・・。



(クネクネ道編)

やっぱり曲がってみんことにはわからん。そう思いいつものR423へ。で、感じたこと。

○Fブレーキが格段に効くようになってるのは間違いない。

Fブレーキ残したまま侵入とかしてみようと思ったけど、そこまで速度が出せない(暗いし)。まぁ舐める程度に残して侵入してみても、フロントはバチッと安定している。もう暗闇だったので、立ち上がりでアクセルをどうこうというのはやらなかった(ライトは全く明後日の方向を照らしてるし)。ブレーキ掛け始めにハンドルが左右に・・・ということも全くなくなった。思いのほか減速が早く終わってしまうことが多かった。やっぱり速度が足らんかったんだろうなぁ。


しかし、今まで恐くて下げ切れなかった頭とかも多分下げていけるだろうと思ったり。



という訳で、今まで以上に突っ込む予定(笑)、ってか、突っ込めないと嘘のような気がする。それくらい安定感がある。


で、コレ以後は未知の領域になる訳で・・・。


フロントを沈めるために今まで以上にブレーキ掛けにいくだろうけど、このときタイヤは大丈夫だろうか?とか、ブレーキ強く掛けると当然減速区間が短くなりそうだけど、その辺を自分の走りたいライン上でどうまとめるか?とか。今まで当たり前にやってたことは通用するのか?とか。沈みにくいフロントで今までどおりの小回りはできるのか?とか。



で、Fフォークオイルの粘度上げ、コレ反則(笑)。


と言いたいところだけど、現状これで速く走れるか?ってのは走ってみないとわからない。

客観的に判断すると、Rサス交換以前のSVと比べると、かなり乗り味が変わってしまっているからだ。物凄く乗りやすくはなってるんだけど、状態が悪い時だって、それが当たり前だと思ってそれなりに工夫して走っていた訳で、前回のスクールだってRサスだけ新品でも全然走れなかったし。


結局、Fブレーキをどこまで強く掛けれるか?ってところにポイントがあるような気がする。