合宿の反省会

ニーグリップ関連)
○膝の動き
今までは一度持ち上げるというか、蹴り上げるというか、真横に押すというか・・・、まぁこんな感じだったんだけど、


有無を言わせず斜め下に押し付けた方が良いことが発覚。


まぁよくよく考えてみると、バイクが直立している状態が一番膝が高い位置にあるはずで、普通にバイクが寝ていくと接地点を中心とした円になるはずで、スムーズに車体に膝を追従させようとしたら、上に蹴り上げてる場合ではないだろう・・・、真横でもないだろう・・・、という訳で横というよりは下を意識した方が良いだろうと感じた。


○後ろ乗り
後ろに乗ると太ももが完全に浮いてしまうんだが、案の定というか残念ながらというか、膝だけでは下半身ホールドは無理だった。加えて、ウエアが長すぎなのか、お尻の方まで覆ってしまって、革パンのお尻ホールドを完全にキャンセルしていたことも発覚(笑)。

ただ、この後ろ乗りはニーグリップの強化には良いので普段の街乗りでは後ろに乗っていたりする。

時期に良いポジションに落ち着くだろうと気楽に考えることにする。


(コーナーリング関連)
○Fブレーキ
どうも1本指ではブレーキ掛け切れてないようで、2本、3本と増やしていくにつれて制動力は増しているようである。唯問題は”握り変えワーク”がスムーズに出来るかどうかなんだが、これは次のスクールで試すしかない。3本で握るのなんてかなりブレーキが楽になるんだが、右手が挟まって余裕の失速ゴケということに一番なり易そうではある。

で、ブレーキ強く掛けれると何が違ったかというと、侵入のときのフロントの安定性が変わったりした。1本で掛けてるとブレーキ掛ける瞬間にハンドルがフニャフニャとした感触になっていたんだが、2本で掛けるとピシッと安定したり・・・。

2本で掛けると直線もより奥まで突っ込めて楽である。



SV400Sに乗って1週間でSVに内股掛けられて地面を滑走したことがあったんだが、どうもその時の制動力は4本で握っていたからではないか?ということが今では考えられる。最近、Fブレーキの制動力に不満があって、やれパッドがとか、キャリパーがとか思っていたんだが、単純に握る指の本数の問題であったのだろう。



で、Fブレーキを強く掛けれるようになると、コーナーリング中にバイクが起き上がってくるのでは?とも思うんだが、この辺は上体の使い方が悪くバランスが崩れていたのではないか?と思った。


バンク角
今回の合宿でも一応接地しないということを念頭に置いて走っていた。すると、今まで接地しながらやっていたことは出来ないということになるんだが、その代表的なものが、コーナー立ち上がりでブーツをズリズリ擦りながらアクセルを開けていく、ような走り。

これをすると、確実に接地するのでこれは封印して走った。



で、やったことは、侵入時にバンク角は出しておいて、その後はそのバンク角を維持しながらくるっと回るということだった。コーナー立ち上がりでは思うように曲がらず膨らんでばっかりだったが致し方あるまい。これも上体の使い方により偉く感じが変わるようであった。


で、思うのは「やっぱり寝かせないと曲がらない」ということであった。とりあえず、寝かせられるところまでは寝かせないといけない・・・。これは確かだと思った。



(上体の使い方関連)
○頭の位置
もっと頭下げても良いようである。チビパイロンに頭ぶつけにいくくらいの意気込みで丁度良いきもする。



(ボックス千鳥関連)
前述したように、斜めしたを意識してスパッと欲しいバンク角を出し、そのままくるくるくるくると旋回。なもんで、バイクが寝だした時点で回りきれるかどうか?は決まっちゃったりするんだが、今回は、予想以上に回りこめてバイクの尻でパイロ接触することがあった。


最初にバンク角を出してそのまま回るてのは今後の新しい課題になりそう。



(千鳥関連)
○アクセルワーク
σ( ̄。 ̄) オイラの場合、”握り変えワーク”と言えるんだけども、まぁ開いてないようなので開けるしかない。いきなり全開にしても後輪が滑るほどのパワーもないんだから、思い切って開ければ良いんだが、曲がりきれてないとか、ハンドルに挟まってるとか色々とあるんだが、とりあえず、開けたいときには曲がりきってるラインで走るようにしようと思ったり。


(コーススラ関連)
”低速だとギクシャクするのであれば低速で走らなければ良い”、と思いながら走っているんだが、コレって個人的な解釈で言い換えると”やってる操作に対するエンブレの寄与率を低くする”ってことにならないかなぁと思ったり。
低速、いや、極低速だとエンジンの回転数が低くてもエンブレの寄与率は高い気がする。逆に、回転数が高いとエンブレ自体は強いんだが、速度が出てるのでそんなに気にならない、ってことでエンブレの寄与率は少ないってな具合に解釈。


で、今回走ったセクションの中に、エンブレの寄与率が物凄く高くなるものがあった。


”コンビネーションスラローム


5mの直パイは結構やるんだけど、4.5mになった段階で世界が激変。進んでる時間よりも止まってる時間の方が長い気がする(笑)。教習所ではこの間隔なのに・・・。ちょっとブレーキ掛けただけで速度が無くなる。加速したくてもバイクは付いてこない。速度が出ないまんま次のパイロン、また止まる・・・。という悪循環。1速でもこんな感じで、2速なんか目も当てれん状態。



という訳で、Rブレーキを使いながらヌルヌル走る方法に変えた。これならエンジンの回転数は低くても落ち切りはしないので、もっとスムーズになるし、アクセル開いてるからエンブレの寄与率も少ない。

いかんせん、このような走り方の練習をあまりしてないのでヘタなんだが、そこは完成度の問題だろうということにしておく。



ただ、エンジンの回転数を意識しないといけない、ということに気づいたことが重要だった。



以前のブログで、エンブレだけで曲がってみよう、といったことをしているような箇所なんかがこの場合重要で、Fブレーキ掛けるほど速度が出てないような場所のことである。
こういうところでFブレーキを使ってしまうと減速しすぎになり、また次の立ち上がりにおいて非常に苦しくなってしまう(曲がるためのブレーキとは別)。


今回のコーススラのコース中にもそんな箇所があったりして、時々混ぜて回転数を落とさないようにヌルヌル走ってみたんだが、明らかにこっちの方が速度の乗りが良い。


で、どの程度回転数があれば良いか?ってなことなんだけど、街乗りの感触では1速4000回転くらいからアクセルの開度に合わせてバイクが付いてくる感触なので、如何に早く4000回転に持って行くかが鍵になると思われる。そのためにどうするか?


わからん・・・(笑)。