28歳からの薬剤師 13

さて、職場の女性スタッフとダイエット勝負を繰り広げているのですが、俺が家に体重計が無いことを良いことに体重を量らないのはズルイということで、実家にて測定してみた(まぁもっともな指摘である)。


82kg・・・。


お、おかしい。もっと減っていてしかるべきだ。見た目は全然変わっているのに(例えば、お腹は段々平になってきていて、かつ、お腹のまわしは着実に細くなってきているし、大胸筋回りのダブついた皮もだんだん薄くなってきている)、体重が変わらないとはコレ如何に!!


そもそも、86kgくらいまで上り詰めて、そこから落としていって、1ヶ月くらいで83kgまで落とし、そこからスパートを掛けようと筋トレを導入してのこの1ヶ月だったのだが・・・。1kgしか変わってないとは(笑)。


だいたい摂取してるカロリーだって大雑把な計算だが、かなり少なくなっているはずなのだ。2000kcalは確実に切っている(俺の大雑把な計算では1500くらいだと踏んでいる)。

以前も同じく86kg付近から81kgくらいまで落としたことがあったが、これは特に食事に気を使うものではなかった(期間半年、運動だけ)。
それと比べると、運動+食事制限でかなりの効果を見込んでいたのだが・・・。


まぁ変わりに筋肉が付いてしまったということにしておこう。見た目は変わっているんだから・・・。


難しいなぁ、ダイエットは。やっぱり泳がないと駄目か・・・。



そんな中、風を引いてしまった(笑)。原因は、睡眠時間のズレ、そしてその不足とクーラー。朝起きたら、腰が妙に痛いのと(筋肉痛と区別つかない)、喉が異様に渇いていること、さらに頭がややぼーっとすることから判断した。ビタミン剤やらクエン酸の健康飲料など飲みまくってるので、「俺は無敵だ!!(笑)」と思っていたのだが、そうでもなかったようだ。やっぱり、睡眠が大事だよ、という訳で・・・。というかやっぱり体が弱いんだよな、若かりし頃と比べると。いくらサプリメントで補強しようが、所詮、弱ってるなりのパワーしか出ませんよと・・・。


だがしかし、これは普段お客さんにオススメしている風邪薬を試す絶好のチャーンス!!


という訳で、風邪の初期症状でよくオススメする眠くなる成分が入っていないという利点を持つ、葛根湯のドリンクを試してみることにした。昼に一本飲んだが、勝負は今日の夜だろう。



ダイエット話はこれくらいにして、
お店で働いてると良く道を聞かれる。場所が大阪の中心部なだけに、まぁわからんでもない。で、一応、お客様は神様です的な考えから、結構丁寧に教えるのだが・・・。


「ヒトの仕事邪魔しといて、礼の一つもなしに去っていくとは、どういう教育受けとんのじゃ〜。親の顔が見たいわ!!!!」


ということを、俺の親くらいの年齢のヒトに対して思うことが非常に多い(笑)。


いまのところの経験から考えると、歳をとるほど2極化するようである。かなりフレンドリーなヒトとそうでないヒトで。


むしろ、若いヒトの方が、礼儀正しいといえば正しい(そのほとんどが美人であるところが嬉しい限りだ(笑))。なんか接客するってことをもうどこかで経験していて、こっちの事情みたいなものをある程度わかってるって感じのヒトが多い気がする。


まぁしかし、美人も1人でいるときだけで、休憩室などにいくと他所のお店の女性スタッフ(若い)が大勢いるのだが、まぁ五月蝿いわ、タバコはプープー吸うわでろくなことない(笑)。



世の中で出回っている情報に関して・・・。

クエン酸が腸に良い」

接客していたのは別のスタッフなんだが、お客がこういうことを言っていたのを、こっそり聞いていた、ってか聞こえた。

俺は
「えーっ。(嘘やろ〜)」
と思ったのだが、こういうときどういうべきなんだろう。

まぁクエン酸ってのは、体内どこでもある普通の物質な訳ですよ。クエン酸回路なんていうことばが、あるくらいで、ブドウ糖やらが代謝されていくと自然に出来ちゃう訳ですな。言い方が難しいが、非常に重要ではあるけれども、まぁ普通欠乏することもないし、そういう意味で取り立てて騒ぐこともないかな、という感じ。スポーツしてて体を酷使してるヒトとかだと、積極的に摂取すると違うのかもしれんが・・・(この辺を己の体で検証中)。

で、この物質が腸に良いと・・・。

いまひとつピンと来ない訳です。あって悪いこともないだろうけど、有るからって特別良い気もしないし。そりゃめちゃくちゃ弱ってる状態ならいいのかもしれんけど。まぁほとんどのヒトが普通なわけで。

これが、乳酸菌とか言われるとまだわかるんですが・・・。悪玉菌ばっかりになってるところを善玉菌で置き換えてやるみたいな部分が。
あっ、もしかして善玉菌の栄養になるのかな?



クエン酸が腸に良いって、一体誰がどういう根拠で言ったのか(笑)。

似た例がビタミンにも良く有る訳で・・・。
ビタミンなんて飲んでしまえば、全身に行くわけですな。そして全身で使われる。目、肩、腰なんて言ってるけど、まぁ体が代謝を行う限り、これらの部位に限らず、どこでも必要な訳ですよ。しかも、欠乏したら結構ひどいことにもなるし。


それが、「ビタミンB12が髪の毛に良い」とか言われると困るわけで。
別に、B12で髪の毛が生えたりはしないと思うんだが、まぁ必日常生活に必要であるには違いない訳で。お客さんだし、なんとかやんわり諭したい気持ちもある。第一、B12で毛が生えるんだったら、リアップみたいな奴も必要ない訳で・・・。


そもそも今のビタミンの必要性って、不規則な食生活などで、ビタミンが欠乏しがちだから、サプリメントで補ったらどうですか?ってな感じだと思うんだけど、情報だけが1人歩きしてるよなぁと思う。



一方、現在検証中のコンドロイチン硫酸だが、抜群の効き目を発揮している。立ち仕事による腰の疲れが、翌日に影響しない(今回の体重測定により体が軽くなったからではないことがはっきりした)。これで、いつ痛めたかもわからない肩の関節の痛みも取れたら最高なんだが。