某°島合宿(2006.07.16〜17開催:千種高原スキー場)

一応16〜17日が合宿の日程なんだが、その前日15日からちょっとフライングして練習に参加してきた。俺は、15と16日に参加し17日は仕事で不参加。けど、これでよかったのかもしれない。あんなの3日ももたないし、集中力も持たない。


第一、天気が・・・。


大阪で降ってるくらいだから、現地ではきっとザーザー降りだろう。




今回は、3時に寝て5時に起きての出発ということもあってか、忘れ物が酷いというか気が回らないというか・・・この悪天候の中、合羽を忘れるという・・・以下略。



そんな中、15日。9時くらいに現地に到着。
初めて見る会場だが、路面は某団体でよく使う膳所の教習所を思わせる砂が浮いた感じ(汗)。

唐突だが、

スキー場の図。

俺自身スキー場というところに来るのが初めてだったので、記念に撮影してみた。この斜面でパラグライダーの練習もやっていた。

大変、のんびりとしたところで、他にもこんなものが・・・。

もっとアップで撮れば良かったのかもしれないが、ヤゴの抜け殻です(真ん中らへん)。で、この溝にはおたまじゃくしがうじゃうじゃと・・・。


で、走行開始。
メニューはボックス千鳥(初体験)、デカイ千鳥、コーススラの3つ。初日は、基本的にイントラの練習だから特に指導は出来ないけど、適当に走って・・・状態だったので走りまくる。

ボックス千鳥は初級、中級、上級かどうかは知らんが3レベルに分かれている。とりあえず、中級までは出来るが、上級は・・・無理。Fブレーキをガツーンと使い、かつ、ベタッと寝かせればいけそうな気もしたが、チャレンジした時は雨が降って路面が悪かったので出来なかった。どうしてもFタイヤ1本分くらいハミ出してしまう。なんで、初級コースをメインに走った(セパハンには初級がお似合いさ・・・orz)。

一方、ボックス千鳥って名前だけ知ってたけど、親切なことに枠が書いてある千鳥だった。で、この枠が今回の好調の原因となったと思われる(今回の合宿は絶好調だった)。


各ゲートの幅が狭かったので、バイクをあまり寝かせられないから角っこを目一杯使って、バイクも寄せれるところまで目一杯寄せて走ったんだが、このライン取りが功を奏してかなり良い感じの走りに繋がった。ちなみに速度は出せるだけ出した。

いつもと違うのは、このライン取りがコーススラやデカイ千鳥なんかでも生きて、



かつて無いほどスムーズな走りに繋がってしまった(笑)。

なもんで、15日は、自分の好きなセクションを自由に走り回れたこともあり、休憩を挟んだら、まず初級のボックス千鳥で肩を慣らし、それからデカイ千鳥やらコーススラに移行するようにした。


あと、交差点での歩行者の確認をちょいと大袈裟にやっていたことが(コソ練のつもり)見事に活きて目線の送り具合も良かった(雨が降ったら鈍ったが・・・)。だが、最近取り組んでいた外脚での押さえ込みはソコソコだった(が、悪くはない)。



デカイ千鳥だが、これまた今まで走ったことがないようなラインを走っていたようで、非常にスムーズであった。今までのラインと比べたら50cmくらいは差し込み量が多かった気がするが、どうもこれが正しいようで、旋回中もパイロンに接触する気配は無いし、大回りしてるけど立ち上がり時にはパイロン横に付けてるし。
で、よくよく考えてみると、今までは奥まで回りこもうとしていたが、パイロン奥まで直線的に走っていた気がする。多分Fタイヤは奥まで行っていたと思う。


今回は、グルーッと回りこんでるので多分Rタイヤも奥まで行ってたと思う。一応コレが今回の大きな収穫。感覚的には90°付近まではグルーッと回って残りの90°で向きをグイッと変える感じかな。ってか、90°に至るまでにどれだけ膨らんで走れるか、が、今までには無いポイントなのかも知れん。
他にもリーンインがどうのこうの。とか、イン側のシートにお尻をどうのこうの、とか色々やってみたんだけど、このラインだと拍子抜けするくらいやり易かったりもした。


で、バイクを安定させるってことに関して、頭を下げるってのはやっぱり有効なので、今後意識していく。
立ち上がり時に頭がフッと浮き上がる瞬間があるようで、これを踏ん張るだけでも結構違うようである。後日、某DVDのノービスクラスを見ていると、ターンの立ち上がりで頭がフーッと一瞬だが浮き上がる選手がいたが、恐らくこんな感じだったのだろう。


で、コーススラなんだけど、混み混みした部分はこのような千鳥を応用したコースになっていたんだが、こういうのがどうも苦手で、まぁ走れてはいます的な状態になってしまう。


とりあえず、俺は黒いラインで走っていた(走らざるを得なかった)。だが、緑枠で囲んだ部分を直パイのように見て、間抜けに喜んで走ってしまったため(笑)、その後の千鳥部分が非常にしんどくなっていた。今思うと青線のようにしっかり膨らんで走ってたら良かったなぁと思う。パイロンが真っ直ぐならんでいると、反射的に直パイのリズムで走ってしまう・・・orz。



と言う感じで、晴れてる時間は短かった。後は、翌日の朝練以外全てウエット。
で、思ったんだけど、アクセルoffとかブレーキのリリースとか節目節目をスムーズにしとけば、まぁ滑りはしないことがわかった。バンク角も結構深く出来るし。


二日目の16日は大雨であった(涙)。記念撮影用の文字(石灰)が見る見る流されていく。山の天気は変わりやすいらしく、ドサーッと降ったり、パラパラと小雨になったりして、自然と変化に富んだコンディションで走ることになった。




あんまりドサーッと降るので、先ほどのヤゴの抜け殻があった溝は水で満たされてしまった。



こんな天気なのに、合羽を忘れるなんて・・・。
結局、帰りしなには、人様の合羽を借りることに・・・。


しかーし、

帰りの加西SAでの写真。晴れていた・・・。さすが山やね。



折角カメラを持っていったのに、ただの景色とかヤゴの抜け殻とかばっかり写して、走行中の写真は一切なし・・・いいんです、別に・・・orz。