乗車姿勢

最近意識している旋回中のホールド。おかげで何か調子が良い訳ですが、これは一体どういうことなのか?改めて、ジムカーナDVD No.5のノービスの映像を見て考えた。
すると、どうも綺麗に乗ってるなぁと思えるヒトとそうでないヒトでは違いがあって(速い遅いは別)、綺麗に見えないヒトは、旋回途中(あるいはリーンし始めから)で上体がへしゃげていることがわかったのだ。言い換えるとハンドルにしがみついている感じ。もちろん本人はしがみつこうなどとは微塵も思っていないだろうがそう見える。そういう俺も、CBに乗ってるときは、腕が余るとかいいながらしがみ付いているのだ。
腕を伸ばした状態を保ったり、ホールドをしっかりすることにより、視界がブレない効果があるようだ。つまり、頭が動いていないのだろう。結果、目線も先へ先へ送り易い。上体が安定してるとバランスを取るのにも余裕ができて、極端な話、余所見していても大丈夫だったりする。エンストするかしないかの際どい見極めも簡単だった。何か気がついてみると、バランス崩してるっていうのは、乗ってるヒトが勝手に崩れてるだけで、バイクは全然平気だったのではないか?とも思える。
今日、信号待ちで何気に座り直したら、ふとHMSを思い出した。コーススラを走る前にイントラが乗車姿勢について説明することがあるが、ステップの上に立って、そのまま座って、少し背中丸めて、手はハンドルの上にそのまま置く、と言われる。これをそのまま再現していた自分が居た。ちょっとニヤけた(笑)。