今日は飲み会

さて、今日は飲み会だったのでコソ錬はなし。飲み会の目的は新人及び中途採用のヒトの歓迎であった。もともと飲み会はそんなに好きではない。なぜなら喋らないから。この喋らないということなんだけども、世の中のヒトは相当悪い印象で見ているようだ。
そんな中、歓迎会だったのだけれども、俺と数人で俺が辞めることに関する話題になった。「まだ、もう少し頑張れなかったか?」とか、いろいろ話をした。っていっても、向こうが一方的に話しているだけだった。俺からは何もいうことはない。何か話してると、相手のヒトが結構いいヒトなだけに、いや、そうでなくとも、俺って最悪な人間なんじゃないだろうか?と思えてくる。
そのヒトとは一回、「お前、研究やっていく気あるか?」という話をした。この時俺はすでに続けるか辞めるか迷っている時期であった。そのときはとりあえず「ある」と言っていた。その時の後日談だったのだが、そのヒトは、俺にこのことを聞く前に、職場の上のおじさんたちと飲み会をしていて、そのときに俺の話になったらしく、俺の評価が「アイツだめやな」ということになっていたらしい。そのヒトはそれなりにそれが気に入らなかったらしく、その後俺に「研究やっていく気あるか?」ということを聞いたということだった。その話を聞いたときなんとも言えず悔しい思いがこみ上げてきた。そのおやじどもと俺は特に仕事を一緒にしたこともないはずなのだが、なぜかこのようなことを言われている。実をいうと、なぜかといっても心辺りはあるのだ。その心辺りから言うと、企業の研究者とは「ただ特許を書く人間」と言えると思う。これさえやっていれば、万事OKなのだ。マジで。
特許に関しては俺に落ち度があるとはいえ、今とりあえずもこうして働いている俺の存在っていったい・・・何なのか(涙)?俺がいないと結構困るぞ。はっきり言って。しかし、これが、会社というものなのか?
さて、このBlogでも登場するヤクザっぽい怖い上司だが、今までは俺が一番下っ端だったこともあり、他のヒトの意見を聞くことができなかったが、後輩が入ってきたことにより、他のヒトのインプレッションも聞くことができるようになった。で、ちょこっと聞いてみると、みんな同じインプレ。見た感じ暗そうに見える俺。同期同士で集まっても、その輪の中で中心にいそうな後輩。関係ないが、長いこと外国暮らししていて英語が堪能な後輩(笑)。などなど。インプレの収集元としては、まぁまぁ性格もいろいろなヒトから収集できた。
まとめると、「やっぱり、ヤクザはヤクザ(笑)」と言うことだった。俺の感覚もまだ正常な範囲内に収まっているようだ(笑)。ちょっとヒトと感度が違うことは自覚しているので、こういうインプレを持つのももしかしたら俺がただ怖がりなだけかも?しれないという思いはあったのだが、そうでもないようだ。
俺が辞めるということになってから、その上司の俺に対する風当たりは緩くなった(気まずさは変わらないが)。ところが、俺の知らないところで、次なるターゲットは決まっていたようだ。英語が堪能な彼が次のターゲット。相手が嫌がってるのはわかっているはずなのだが、このヒトいわく、「最近の若いヒトは言葉の暴力に弱い(←暴力認定)」ということらしい。これ違う気がするんだが、反論する根拠が乏しい、残念ながら。なんか相手のリング、そしてルールで戦ってる感じかも。まぁ、俺が特許が普通に書ける人間だったら、何食わぬ顔で反論するんだろうが、弱みがあると戦闘力が限りなくゼロになってしまうヒトなのでだめた。
職場でよくあることだが、派遣社員とか新人とかがミスをしたとき、それを又聞きして「アイツあかんなぁ、全然やなぁ」という話になる(この雰囲気が嫌い)。何か一方的に、どんどん尾ひれが付いていく。しかし、そのミスしたヒトとかに話を聞くと、実はそんなこと聞いてなかったってことが多いのも事実なのだ。要は、ミスしたヒトに指示を出しているヒトのミスと言える。
こういう「誰ソレがミスした」という話になったとき、その事情がわかっていれば俺は無理やりにでも割って入って事情を説明するなり、事情を知らなくても、本人が知らないところで一方的にそのヒトの印象が決まってしまうのもフェアではないと思うので、やっぱり割って入る。ただし、本当にそのヒトが本当に悪いケースもあるのも事実である。これがイカンかったのだろうか(笑)?。みんな実験をミスなく無事に終わらせたい方向に向かっているのに、灯台下暗しとでもいうのでしょうか?ほぼ皆大学なり大学院なりを出ているのですが、学んだ大学も違えば学部も違う訳で、そういう場では「常識」というものは存在しないと思うのですが・・・。あるヒトは、ネズミばっかり触っていたり、あるヒトは細胞ばっかり触っていたり、高分子の合成をしていたりいろいろです。さらに、性質が悪いのは、同じ部署内で実験の方法なり、書類の書式なりが統一されていないことです。たまに、自分のグループを離れて他のグループを手伝うことも多いのですが、このグループ間の差がミスを誘う、あるいは、能率を著しく下げる要因となっています。みんな薄々感じているのですが、なんとかしようというヒトもいないようです・・・。そうならば、なおのこと細かな連絡なり報告は必要になってくるのですが、「もう知ってるやろ」って感じになってしまうので、思わぬところでミスってることもあります(本人はこれが当たり前と思っているのでミスってることにすら気付きません(悲))。社会人になるにあたり、オカンに言われたこと。「ヒトのことを影でとやかく言わない」。学生の頃は、「ヒトの陰口をいうのが人間さ」みたいに思っていた俺だが、なんとかこれは成し遂げた、しかし、仕事には一切関係なし(笑)。なんだか、マザコンみたいで嫌だな・・・。
さて、この人間関係という奴ですが、一度泥沼に嵌ってしまうとなかなか抜けられないようです(笑)。けど、今までの人生を冷静に振り返ってみると、俺が何かを諦めるとき、この「ヤクザっぽいヒト」というのは結構関わりを持っていたなぁと思います(気付くのが遅い・・・)。ってことは、こうした「ヤクザっぽいヒト」というのは、大袈裟にいうと俺の人生の敵と言えるかも知れません(笑)。今度はどんな仕事に就くかわかりませんが、戦わないと・・・そして勝たないと!!俺が嬉しいとか楽しいとかいう思いをすることは一生ない気がしてます。

なんだか「カイジ」みたいになってしまいました(笑)。


で、今現場で働いている40代のヒトと俺たち20代のヒトの感覚って、そうとう開きがあるように感じます。このヤクザっぽい上司も40代なのですが、「俺たちのころは、お前なんかいなくてもいいんじゃ」とか言われたとかいうのですが、おそらく同期同士で相当愚痴り合っていたと思います。というか、そう聞きました。反面、俺は、何するにしても1人で決めて、1人で行動。愚痴りあう友人なんてそもそもいないし(今こうして広大なネット上で密かに愚痴っていますが(笑))、というのは俺の場合ですが、さすがにこう思わずにはいられません。「時代が違うやろ、時代が!!」と。さらに悪いのは、彼に誰も意見できるヒトがいないことです。みんなが彼の顔色を伺い仕事をしています。まぁ、どうでもいいです。もう辞めるし(笑)。みんなビビリながら仕事すればいいんです。仕事にビビるのではなく、同じ仲間であるところのヒトをビビリながら仕事するなんて馬鹿げたことだと思うのですが、これもまた真実で、こういう職場も結構あるんだろうなぁと思います。次の職場は慎重に選択しなければ。もう戦うしかないのだから、相手はなるべく弱そうなヒトで(笑)。