ライスクに通うこと

バイク生活においてライスクに通う意味って何？「より安全に走るために、テクを磨きに行く。」最初はコレだと思うんです。なんとなく自信がないからとか。
で、そこそこ・・・少なくとも初心者には見えない程度に乗れてきたら、次の目標は？僕の場合、８の字がそこそこできるようになったら次は何？という具合に課題を設定して練習していく訳です。で、除如に乗れるようになってくると、普段の走行でもアクセル開けるようになってきます。免許取立ての頃では考えられないような速度で走ってたりします。本末転倒なんですよね。こういうのって。最後は人間次第ですし・・・。

（それでも、ライスクに通って良かったこと）
・バンク角に対する憧れが消滅したこと
・コーナーに突っ込むという感覚が消滅したこと
・走行ラインをやたらと気にするようになったこと（？）
・Uターンできるようになったこと

・友達ができたこと

（もしも、ライスクに通ってなかったら）
・Fブレーキ使いながら小回りするなんて知らない
・Rブレーキ使うことにより小回りできるなんて知らない
・脇を閉めて乗ってたかも
・速く走ることは、コーナーに突っ込むことだと思っている
・そのくせクネクネ道が怖い
・SVを曲がらせていくための引き出しが極端に少ない
・フルロックで8の字なんて一生できない
・ステップを擦ることに憧れる
・ネモケンのスタイルに挑戦し続けている

ざっと、挙げてみたが良かったことを挙げると数が出てこないが、もし通っていなかったらと発想すると、数が出てくる。特に危険なのはネモケンスタイルに挑戦し続けていることだろう。こんなことしてたら死んでたかも。今思えば高野龍神スカイラインなんていい例だった。たまたま走り方が上手くはまったから良かったものの・・・。

何でこんなこと書いたかというと、先日、彼と話をしていたときHMSの話をした訳です。「CB400SFに乗ってるねんけど、ステップ擦ってもうて困ってんねん。」なんてことを喋ったとき、「いいですねぇ」なんてことを言い、さらに、彼の何回か転倒しているという話から「コーナー突っ込み型、寝かせてナンボ型」の走りをするのかな？なんて思ったんです。実際の走りは天候の関係で見ることはできませんでした。で、冒頭で書いたように現場写真は高速コーナーですよ。残念ながら、彼の言動とこのコーナーを見ておもいつくところは一つしかありません（そうでないことを祈るのみです）。
彼は、僕がいろいろライスクに通ってることを聞いて大変興味を持っていました。人生にもしはありませんが、もう少し早く一緒にHMSなんかに通っていればステップを擦るなんてどこにもいい事なんてないことがわかっただろうし・・・、後の祭りですな。