八の字できた

10円玉理論とは良くいったものだ・・・。出来てみて思うのだが、まさにこんな感じ。とにかく、コンディションが良かったのが勝因であった。完全に晴天。暑いのは置いといて。前回は、やや水溜りもあったりして、初心者の俺には辛かった。

この3日ほど前に気付いたのだが、どうも俺はステップに足を乗せる位置を間違っていたようだった。門真の講習会でつま先が開いてることをさんざん指摘され、以来、相当意識していたのだが、乗っていてかなりしんどい感じがしていた。まぁ、そのかいもあって、この点はかなり修正された。で、なにが違っていたかというと、普通は、ブーツのかかとを引っ掛ける感じでステップに足を置くと思う。かかとのある靴でステップに足を乗せると無意識的にもこうなると思う。ところが、俺の場合、かかとを引っ掛けるのではなく、土踏まずの前の方、ブーツでいうとかかとの部分へ向かって底が上がってき始める辺りでステップに乗るとちょうど良いことがわかった。足も楽だし。ニーグリップも今までよりも完璧。で、スクールに臨んだのであった。

スクールの最初のメニューは八の字である。で、今までできなかった「寝かせること」を意識して取り組むはずだった・・・。ところが、ステップへの足位置変更によりバイクをかなり安定させることが出来るようになっていたため、寝かすということは考えず、Rブレーキとアクセルで何も考えず、とりあえず回ることができたのだ。今まで、このとりあえず回るということすら出来なかったのだ。そのまま、何周かしてみる。ブレーキはRのみ使用。なんか出来てしまった。Rブレーキのペダル位置を下げていたことも勝因の一つであったと思う。
俺的には、この何周かで今日のスクールの目的は達成した。SV400sで八の字を回る・・・悲願であった(笑)。後は、目線を意識して、アクセルとブレーキでメリハリをつけていった。右回りはまだ苦手だが、コケルかもしれないという恐怖心は全くない。この時気付いたのは、八の字で旋回し始めて、パイロン横を通過する間際にもう一発グググッとバイクが曲がる瞬間があるということである。今までの感覚では、旋回しはじめたらそのままの曲率で回るという感じであった。まさか、最後の最後でもう一発曲がるとは・・・。10円玉理論・・・。名前だけは某大型掲示板で知っていた。けど、その中身は余り理解していなかったが多分これがそうなのだろう。比較的得意な左周りで、ハンドルフルロックで回るのに無理やりチャレンジしてみた。あと5mmほどハンドルを切ればフルロックというところで、ずっと、回っていたのだが、ここから、なかなかフルロックまでいかなかったので自分でハンドルをこじってみた。すると、すぐにコツッとフルロック状態になった。しかし俺は、ハンドルの自由度が半分失われる恐怖に耐えられず0.5秒ほどで、ハンドルを戻してしまった。まぁ、こじったがフルロックまで持っていくことに成功した。で、思ったのは、バイクって相当小回りするのではなかろうか?ということである。技術が未熟なこともあるが、今まで勝手に自分で線を引いていたのではないだろうか?これは、おいおい分ってくるだろう。総じて今回は、CB400SFでするより上手くできていると思う。タンクとハンドルの間に腕が挟まるのは、今回もあったが、安定させる能力がupしたためか、挟まっても余裕が十分あった。旋回中でも冷静に握り直した。これで、SV400sで参加する講習会も楽しめるような気がする。やっとスタート地点に立った感じ。