夜走り復活

今日は非常に暖かかったので、久しぶりに夜の道を走った。去年は、バイクを購入後、夜をメインに走っていた。ほぼ毎日。走行距離は3000km/monthだった。乗りすぎだろと自分でも思う。ただ、速く慣れたかった、というか上手くなりたかったのだ。年末に凍結の恐怖を味わって以来怖くて路面状態がわかりにくい夜は走らなくなった。
で、今日は最低気温が高く、また、昼間も晴れていたためさすがに凍結はないだろう。と思い気合一発走りに出た。
普通のヒトは夜走るのは危ないという。確かに危ないと知識的には思う。俺的には、夜の街中道が危ないと思う。R171にしたって、視界が暗い上に、道に止めてる車が多いし、いつそこから何かが飛び出してくるかもしれない。車によってペースもばらばらだし。左折するのかな?と思ってゆっくり減速していると歩行者待ちでなかなか左折せず追突しかけ(これは俺が悪い)たり、対向車のライトは殺人的に眩しいし(特に右側車線)、たまに、歩行者が横切ってる影だけ見えたりなどなど。
一方、夜の峠ってか山道(一応国道)では、野生動物に気をつけなければならないが、そこそこ速度をだすにはうってつけのように感じている。車は普通に80〜100km/hr位で走っているし・・・。一番うれしいのは対向車がライトで分かることである。ただ、向かい合うとライトがきつくて何も見えなくなるが・・・。危ないかやっぱり・・・。
さて、そんな夜走りだが、今日は、ブレーキング時のフロントの沈み具合と向き変え時のバイクへの入力に対する挙動を確認しながら走った。よく、ライテク本をみるとフロントが沈んだ後ゆっくりブレーキリリースということが書かれているがここら辺りのことである。とりあえず、80km/hr位でコーナーへ侵入し、ブレーキをかける。はじめは、フロントの沈み具合が分からなかったが、どうも、俺は、ブレーキレバーを握るスピードが遅いようだ。よく、スッとかける。なんて表現を見るが、俺的にはスパッと握るといった感じである。この方が、よく沈む、とりあえず。で、一気にリリースしてしまったのだが、この時もフロントが一気にのびてバイクの挙動が乱れることもあり一気リリースがあまりよろしくないことも確認できた。急制動が出来なかったのはもしかしたら、これが原因かもしれない。ブレーキレバー握る速度(タイミングとは違う)が遅すぎ。
次に、向き変えだが、やっぱり講習会とは違うね(当然である)。とても、ブレーキを引きずろうとは思わない。よく、リリースと同時に倒しこむというのを見るが、俺は全くできていないようだ。向き変えというよりただの旋回になってしまう。全く、解決の糸口が見つからない。ブレーキリリースのタイミングと向き変えのタイミングを擦り合わせていくだけでいいのだろうか?他に重要なことが抜けてはいないだろうか?わからん。
ただ、いっぱい旋回したのでそのときしっかりバイクなり自分自身なりを安定させることは意識した。夜走りをやめた年末と比べ、今の自分が変化しているのはニーグリップである。以前と比較するとそのしっかり度が格段に上がっていると思う。旋回中もずいぶん安定感(安心感)を感じる。走行速度も上がっているし少しは腕っぷしがあがったのだろう。HMSでさんざんウェット路面に恐怖したせいか、かなり、タイヤを信じる力がついているように思う。これも良くも悪くも変化した点だ。