コーナーの侵入

また、423号線を走っている。ひとりで。
HMS中級コースに行った成果は、着実に出ていているようだ。気休めにしかならないだろうが、タイヤも以前に比べるとより端まで使っている。どこで使っているかはわからんが。
自然に使えてるところがなんとなくいい感じである。
今日は、バイクが多かった。途中、後ろからきた速そうなバイク(R1 or R6)に少しついて行ってみた。少し遅めのおそらくCB400SFを追い越したりしてみた。

土曜は、悲惨だったが今日は良かった。なにが良かったかというと車が少なかった。アクセルぐぅーっと開けてコーナー突入してみたりした。最近になって分かってきたのだが、ある程度速度が出ていないと分からないバイクの挙動が存在することである。

特に、SV400sはエンジンブレーキが良く利く(CB400SFに乗るとエンジンブレーキが無いように感じる位)ので、ライテク本みると載っている、「コーナー前に減速する」といったことをするのにブレーキが要らないことも多かった。アクセルを閉じるだけで減速ができてしまうのだ。フロントフォークを沈めて云々・・・ということもよく言われることだと思うが、フロントフォークが沈んでいるのをはっきり意識できるほどブレーキをかけると減速しすぎになってしまうのだ。こうなると、コーナー侵入時にアクセルを開けるということになってしまう。

本に載っているような挙動を我がバイクが示すにはぬわわkm/hr位必要である。と気付いたのは、先日、某高速ツーリング集団にであったときである。ぬわわkm/hrは明らかに速度違反ではあるが、これくらいスピードがでているといろいろ分かってくることもある。

良く曲がるときのブレーキのリリースはゆっくり行うといったこともいわれると思う。パッとリリースするとフロントフォークが伸びてバイクの挙動がみだれるといったのをどこかで見るか聞くかしたことがあるのだが、これも、ぬわわkmで走っているときに「あっ。このことか!」といった感じで理解できたことの一つだ。


ある程度速度がでていないと分からないということは、何もぬわわkmだけではなかった。
先日HMS中級コースに行ったときもそうだった。最初は、タイト(俺的には)なコーナーにビビってアクセルを開けることができなかったが、慣れてくると、アクセルを開けて速度が上がって、この時ブレーキをかけて、フロントフォークが沈んで・・・。この沈んでいるときに実は、非常に小回りしやすいということに気付いた。逆にこの沈み込みがなければ曲がれないんじゃないか?とも思う。


結局バイクって、普通に乗ってても上手くならないんだな。というのが、
免許を取って5ヶ月の今の率直な感想である。講習会ってありがたい。
SV400sは60km/hrで走っている限り、大げさにいうが、ブレーキいらないかも・・・(嘘)。