うちの店はのんびりとした店ってのが伝統(w

さて、うちの店は、何故かのんびりした人間が集まる店であるらしい。
これは大ベテランであるベテラン社員さんの口からも聞かれることとなった。

実に羨ましい店らしいのである。

そんな羨ましいほどのんびりとした店から、
突然変異により生まれたオイラ(w。


人間的にはのんびりしていても、
売り場は、実にシビアなのである。

これは誇っても良いはずである。
ドラッグストアに挟まれ、そこから逃れようとしてバラエティショップやディスカウントストアとも対決するはめになり、
それに勝利すらしてしまう店。

さらに、日本人客向けに用意した商品すら、何食わぬ顔して外国人客にも売っている、うちの界隈の身内の店の中では、
唯一の店
である(w。


だが、人間的にはのんびりしている(笑)。


そういうのが許せないヒトってのもいる。

それがライバル君であった。

彼が来てから、うちの店は変わった。
彼を支持する人間が集まり、派閥らしきものを形成。

彼の狙いはわかっていたのであるが、それは伏せておこう。
オイラの感想だけ書くと、



俺に勝てる訳ないじゃん(w。


ということである。


彼は実に真面目だった。
しかし、オイラからすると、
利益を出さない人間
である。

ビューティに詳しいらしい。
オイラからすると、全くそうではなかったのであった。
他のヒトから聞いたのを真似していただけ。
自分で新製品切り開くことは全くない。
つまり、普通のヒトだったのである。

普段、何をしているのか知らんが、事務所で何かやっている。

オイラは、こういう働いているフリでもしてるのか?的な人間が大嫌いで、
叩き潰してやりたい
と、思う側面を持っている(w。


勝手にうちの店を、”一発屋”呼ばわりしたことも許しがたい。
一発屋”は、彼のことである。

彼がいた半年間の中で、オイラは何発ホームラン打ったことか(w?


で、彼がいた半年間を、以前、”空白の半年”みたいな書き方をしてみた。
オイラの動きを止めた半年間である。

オイラの動きを止めるってことは、相当な利益を生み出す働きをしないと意味がないのである。

そういうことは、全くなく、商品を赤字で垂れ流し、元々売れる商品を信じられない価格で叩き売る(そこから、オイラは一つ商品を復活させたのであるが、今、ホームランとなっている。)

そんなに商品知っている訳でもない人間が、
「俺の予定に入ってない。」
などと、さも知り尽くしているかのごとく振る舞い、
真のヒット商品を次々と抹殺していく様は、見ていて残念極まりなかった。


そして、オイラは今の店に何故か(w5年くらいいるのであるが、
今まで起こりもしなかった怪事件が多発したもの、この半年間である。
実に不思議なのである、この辺が。

彼は、つけまつげの原価を知ってしまったお得意さんによる売り上げをもたらすのであるが、
こういうことで、売り上げを稼いでいくと、売り場は弱体化する。
彼がいなくなった後の、”消えて欲しい店”の散々たる有様は、
もう見るに耐えなかった。


で、彼がいなくなってからというもの、悪霊が去った後かのように、
イイ事がぞくぞくと発生中である。
そして、オイラがいるので、売り場の弱体化は全くないどころか、
オイラが動けるようになったので、活性化すらしている(w。


どうも世の中にはいるらしい。
こういうヒトが・・・。


で、すぐにのんびりした雰囲気は復活。
ベテラン社員さんの登場により、より若手のんびり社員は、のびのびやっている。


そんなうちのスタッフは、会社の言うことで一致団結したりはしない。

商品の元に一致団結するのである。

普通の店では、とてもじゃないが扱いきれないヘビー級商品も、
スタッフ一致団結の元、別に推売品でもないのに、売りに掛かるし、
「アレ、売れたよ。」
と、活気のある会話がなされるのである。

あんまり真面目なヒトがいると、
「推売品でもないのに、何言ってんだか。」
という空気が生まれるようである。

推売品だけが商品ではない。
そもそもお客様が、欲しがっている商品ってのは、
断言出来るが99%は推売品ではないのである。

そんな推売品ばかりの売り場をつくり、
それを100%ハッタリで売る。
全く、お客様志向ではないのである。

これでは、嫌われて当然だろう。
キモいと言われて当然だろう。