勝ち取った信頼関係

さて、商品Aを巡るゴタゴタも、”破壊したい店”とはあったのであるが、
どうもうちの方に分があるようである。
最重要問屋さん的には・・・。

オイラが考えた他店の売り場を苛め抜く作戦、
それに必要な商品をたまたま（ｗ扱っていた最重要問屋さん、
そして、それにピッタリフィットした客層。

これらが、見事にはまり、この問屋さんから一目置かれる状態と今なっている。

うちの店と、最重要問屋さんとの間には、
世にも珍しい（ｗ

”win-winの関係”

が成り立っているのである。

やはり仕事というものはこうでなくてはな。

最重要問屋さんの職人技を駆使し、不利な売り場の改造に挑む我々。
これにより、オイラがより注力したいカテゴリーの品揃えを、より強化し、他の追随どころか、訳のわからん売り場にしてやろうという計画が進行中である。

そして、職人技により作られる売り場も、ただの売り場ではない。
陳列予定のカテゴリーでは、当然、界隈１を目指すのである。

有利な売り場での成功事例を、そのまま不利な売り場にも応用する我々。
まさに二人三脚状態である。

”破壊したい店”に少々価格を崩されようとも、ビクともしない店づくり。

これって、聞けば簡単なことなんだが、
要は、全く違う客層を取り込めば良いのである。
値引き対象になるような商品が大好きなお客さんは向こうに行って貰い、ってか、”日本最大の店”に取られるであろうが・・・（ｗ。
うちは、オイラお気に入りのマニアックな商品のファンを、コツコツ取り込む。
どっちが近道だったか？は、すでに結果が出ている。

それはそうと、”破壊したい店”は、新製品を軒並み価格破壊中である。
ムース状の下地は単品メイクでは珍しいはずなのだが、安売り。
ミネラルファンデーション系の商品も安売り。

なんていうか、これを自滅というのである（笑）。

一方、うちの店は、長いこと売り方に悩んでいた商品の売り方を、やっと発見し、
それがポツポツと売れ始める始末。
POP職人のPOPは大活躍しているのである。
オイラの基本的な売り方である自腹テスター（ｗにかわいいPOP。
ドラッグストア的にはやることはやった感じである。

で、この商品が今、売れることって非常に重要である。
この商品は定価のまんまでの販売で、よその競合などでは、もう見られないのである。
カットされたか、そもそも置きすらしていないのであろう。

この商品が、うちの店にやってきたときは、ライバル商品に恵まれていて芽が出なかったが、
ある程度落ち着いてきた今、やっと芽吹いた感じである。

ポツポツ動きだしさえすればこっちのもの。

この商品もまた、うちの店の差別化要因となってしまった（ｗ。