嬉しい事

さて、ちゃくちゃくと、だが、ゆっくりと階段を上っていくバイトさんがいる。

バイトさん(頼)である。

彼女は気づくヒトである。

今回、彼女がミラクルなプレーをやってのけた。


今のスタッフ、オイラに遠慮してかどうかしらんが、メイク品を勝手に陳列するなんてことはしない。

だが、彼女はやった。

場所も申し分ない場所である。

だがしかし、そこが万引き多発地帯であったため、案の定、パクられてしまったのであるが(オイラはそれを考慮し敢えて展開していなかった)、
オイラは彼女が、オイラに何を言われる訳でもなく、その場所にその商品を展開したことが無性に嬉しかった(笑)。


オイラと全く同じことを考えるスタッフが、ついに出現の兆しを見せ始めた瞬間であった。彼女はパクられたことを非常に後悔していたが、オイラは勉強代だと思っている。
こういう後悔が、彼女の成長に繋がるのである。

気が付くことが取り柄の彼女のことだ、今後は、
「この商品は、ココに出した方がイイ気がするけど、まだ出してないってことは、humigoroさんが何か考えているのかな?」
くらいのところまで考えが及ぶことは間違いない。

そこで次のステップが待っている(笑)。

そして、それを伝授すれば、彼女は実行に移すであろう。
本当にお年玉の一つでもあげたいくらいの気持ちである。



さて、こんな話の流れから店長とオイラの会話は、新人君の話題になった。


統一見解
彼は、何一つ満足に出来ない(笑)


やるならやる、やらないならやらない、というメリハリがあれば良いのであるが、
彼が何かやると、必ず50点の出来であるため、二度手間三度手間となってしまうのである。


とうとうココに到達した。
店長も彼と一緒に仕事をするに当たって、いろいろ気づいてきたのであろう。
以前の店長が、何故、彼に厳しい採点を付けていたのか?それが、単に相性の良し悪しではないということに・・・。


で、今、うちの店にいるバイトさんやバイトくんの秀でた能力。まぁいろいろとあるのであるが、
彼はこれらの能力に何一つ勝てるものを持っていない・・・これも統一見解である。声出しだけだったりする。

声出しってのが、社員が持つべき能力なのかどうか?
それしか出来ない人間が社員で良いのか?

これは真剣に考えるべき内容なのだが、今後、どうなっていくことやら。

誉めて伸ばすにも限度がある。


一方、バイトさん(頼)をはじめとするバイトさんsは、メキメキと頭角を現しつつある。
つけまアドバイザーさんなどは、彼女がもし社員で、つけまつげ売り場を担当すれば、おそらくオイラよりも売れる売り場を作ることが出来るであろう。オイラは、そのための知識を彼女に投入しまくっている。
バイトさん(頼)は、オイラが教えれば、おそらく売り場を作ることが出来る人間になるはずである。

という訳で、オイラはこの2人と、最近、メイク品を通じてコミュニケーションを深めている真っ最中である。
普段、オイラが何を考えて売り場を作っているのか?
直接的ではないが、間接的に感じ取ってもらえたら幸いである。


薬剤師A子だけでは足りないのだ、ぶっちゃけ(笑)。