徹夜作業

今回の徹夜作業は、なかなかの長時間作業となった。

・埋め立て売り場3の作成
・粉系商品の切り札の展開
・一押しシャンプーの陳列

最近思うのだが、うちのメイクの売り場、

・・・もうドラッグストアに敵はいない(w。

注目すべきは、テスターの数。
テスターに紐を付け出してしばらく経つが、パクられることなく残るものだから、新製品を導入する度に増えていき、今ではほぼすべての商品にテスター完備となっている。

あとはじっくり先行発売品を扱うバラエティショップ対策を考えていけば良いであろう。



今回は、ちょっと大胆な売り場変更を行っている。

今、うちだけかもしれないが、非常に扱いに困っている商品がある。


キャン■ィドール

である。

確かに売れるのであるが、いつまでもこのままではヨロシクない。

という訳で、ゴールデンな売り場の背面に移動となった(w。


前面から見ることが前提となっているうちのゴールデンな売り場にて、背面にもヒトを回してやろうという試みである。
商品が旬な時期は前面に出す必要があるが、もう旬?という時期である。
いずれはやらなければならなかったことである。

さらに、とあるBBクリームをバケツで展開。
1000円商品を堂々バケツである。今まであまりなかったのであるが、オイラに価格は関係ない。
なぜなら、バケツ陳列は、

クローズアップの手段

だからだ。決して、雑魚キャラを山盛りにするだけではないのだ。
ってか、雑魚キャラですらクローズアップなんだけども・・・、普通に置いてても売れないからな。


そして空いたスペースを使って、粉系商品の切り札を投入。
当初、5種類中3種類しか扱えなかったのを、メールして全て取り扱い可にして貰った。
必然的に、うちの会社では、うちの店が最先端となる(w。”やっつけたい店2”にも置いてない。

で、いろいろ工作技術を駆使したのであるが、この切り札商品のトレイが実に美しい(笑)。
商品のパッケージ自体は非常に地味で、これが?ってなモンなのだが、トレイと一体になると、実に良く映える。なかなか無いのだ、こういうのって。
その良く出来たトレイを、オイラは売り場サイズに合わせて、ミリ単位で切り取りジャストサイズに仕上げ、余計に際立つようになってしまった・・・。

「これで売れなかったら・・・ありえない。絶対売れる(w。」


そして、今回のクライマックス。
埋め立て売り場3の作成。

今回、偶然だが非常に良い材料が手に入った。ノーモア自腹である(w

この材料、店には結構あったり捨てられたりするのだが、なかなか無いという点は、

全く同じものが、かなりの数揃うことが無い。

のである。

壁の無いところに、壁を作るのである。そこにフックまで装備しようとするのだから、全く同じ材料が望ましい。

よく売り場のサイドに、ひとつの商品だけ、紙の板に一杯ぶら下がっているのを見かけるが、今回は、それをたくさん利用した。
フックを付ける穴も勝手に開いてるし、フックも付いてるし、もともとつけまつ毛用だったので、今回陳列予定のつけまつ毛にはピッタリである(w。
さらに、強度的にも申し分ない。
それを適当なサイズにミリ単位で切りそろえ、はめ込んでいく。

毎度そうだが、この作業もお高い両面テープ無しでは語れない。

今回、フル稼働したのは、メモリ付きのカッティングボードである。
普通の会社にはあるはずなのだが、これはオイラの自腹である。

平行にピッチリ切って行くのに、非常に重宝する。

この切れはじも自ずとピッチリしたものになっているので、オイラは再利用の可能性を考慮し、保管しておくことにした。

まぁオイラ以外にはただのゴミである(笑)。

しかし、この硬いボール紙(厚さ2,3ミリ)という素材が売ってないのだ。貴重なのだ。


で、ずっと前から、

「店長、つけまつ毛、アソコまで伸ばしますよ。」

と言っていたところまで売り場が延びたのだが・・・。

・・・ここまで伸びれば、この売り場だけで一杯あるように見えるな。

的な大きさまで成長した。あとは何を置くか?だが、

今回、うちの品揃えで薄いと思われていた、下まつ毛用の商品を加えて見た。
値段を見たら、最初から安めの設定であった。少々勿体無い気がしたが・・・ド■キ対策としては都合が良い(w。
ド■キの安さってのは、そんなに安くないからな。付いていこうと思えばどうとでもなる値段なのである。

さらに、売り場のパワーを増やすために、懸案事項であった付けまつ毛用接着剤を一箇所にまとめた。
まとめて見て思うのだが、この品揃えからして地域No.1であると思う。
うちにはあるのだ、見せ方が問題なのだ。

さらにド■キ対策を立てる上で、増やした方が良いと思われる商品もある。

デカい店の社員君に、
「うちの敵はド■キやねん。」
というと、
「あぁ、アソコはねぇ。」
と、如何にも、

アソコには敵わん

的な口ぶりであった。


お前ら、近くに大特価の店が出来たらどうするんだ?

と思う。どんな店が相手だろうと、


勝たねばならん(w。


個人的に、今のオイラがアソコに食いつける、客を奪える売り場を作れなかったら、うちの会社には、勝てる売り場を作れる人間はいない、と思っている。それくらい真剣だ(w。

で、こういう試行錯誤が全て、目の前に大特価の店が進出して来た時のノウハウとして蓄積されていくのだ。

最後に、一押しシャンプーの陳列だが・・・。
これは正直ショックな出来事である。

2日前の徹夜作業にて、オイラはこのシャンプーの避難場所を作成していた。
・・・にも関わらず、商品を撤収後は、バックヤードに放置(w。

手取り、足取りお膳立てしても出来ないものは出来ない、いや、


やる気の無いやつには、何をしてやっても無理


なのだ・・・と確信するに至った。
商品を箱にぶち込んで、裏に下げるくらいなら、

バイトでも出来る

のである。全ての商品に、売れてくれるように呪いの儀式を行い(ハタキを掛けただけ)再陳列。このとき、朝の9時(w。

何気に書いてるが、このハタキ掛けすらせんのだ。うちの社員ってのは。


ラベルの裏までキッチリと!!


全て終わって思うのだが、ゴールデンな売り場・・・裏面にも熱い商品を陳列するのって・・・アリかもしれん。