クリスマスのプレゼント
さて、問屋の女の子から送られてきたhumigoro宛の荷物を確認し、売り場に設置していく。
どうもメイク用のトレイは今回、大きな進化を遂げたようである。
以前書いたが、商品が差し込める細かい(←ポイント)スリットが入っており、商品が勝手に立つようになっている。
これのどこが有難いのか?
そして、商品が倒れないことのメリットとは?(個人的見解)
さて、商品を立たせようと思ったら、これは意外と簡単で、商品を多く置いてズラ〜っと奥まで置いてやればまず倒れることはない。
だが、売れ数に見合わない在庫を持ってしまうことになる。うちの陳列棚の奥行きでは。
これに対抗する策として、前回登場した”あんこ”なる空箱を使って、背もたれを作ってやる。
あるいは、奥行きの無い棚を使うなどの手段が考えられる。
しかし、”あんこ”の方は、どうしてもこの箱が見えてしまいみっともない。まぁ商品が倒れてるよりはマシ程度。
奥行きの無い棚を使う手は、商品により売れ行きが違うので、ヒット商品に対応出来なくなる。
これらを考え合わせて、オイラは奥行きはそのままで”あんこ”を使うことにしていた。
で、普段はこれでも良いのだが、問題は、商品を売り切ろうとしたときである。
残り1個
これを如何に売るか。
これが問題だった。
もともとカットするくらいなので、自然に売れるポテンシャルは極めて低い(笑)。
それに加えて、商品が倒れてしまったらさらに売れなくなる。
なもんで、オイラは常々、
「フック陳列出来る売りきりスペースが欲しいなぁ。」
と、叶わない願望を抱いていた。
だが、このスリット付の販促トレイなら、最後の1個になっても
「ピシッ。」
と直立する。
これにより商品が最後の1個になっても、力が失われない気がする。
売り切るときもそうだが、在庫が薄くなってしまったときも同様に重宝することは間違いない。
ある意味、テスターよりも有難いものであった。
で、荷物をさらに開封していくと・・・
サンタからのプレゼントの如く、袋に入った大量の
テスター
感謝感謝である(笑)。
で、スリットが細かいことが何故ポイントなのか?
商品が直立する
のだ。
遠目に売り場を見た場合、やはり、微妙に寝てる(立ってると言えるレベルでも)のと、直立しているのとでは見栄えが全然違うのだ。